社員のパフォーマンスとエンゲージメント

社員のパフォーマンスとエンゲージメントを両立するポイントを教えてください。

回答

現在の企業において、パフォーマンスの向上や社員エンゲージメント(企業と社員との間における信頼関係)の向上に取り組む企業が増えてきており、様々な方法により取り組みを実施しています。
ここでは、すべてご紹介することは難しいため、一部のポイントについて説明したいと思います。
まずは、パフォーマンス向上に導くためには、①(Listen)社員の考えや関心ごとや願望(希望)を理解すること②(Empower)社員を信頼し、責任を与え、社員に権限(力)を与えること③(Adapt)状況に適応して、新たな良いアイデアを聞き入れ、実現できるように支援すること④(Deliver)質の高い結果に結果に結び付く明確な目標と目的を設定すること⑤(Self-understand)自己認識(理解)を深め、自分の役割や自己コントロールできるように支援すること、が大切となります。①~⑤の頭文字をとって「L.E.A.D.S.」がポイントとなります。(Pam jones)
社員エンゲージメントの向上については、①(Self-determined)自分の職務遂行や仕事の進め方を自ら決定させる②(Purposeful)自分の職務や仕事の理由、目的をはっきりと理解させる③(Authentic)自分らしく、自分の自己表現できる、本当の自分でいられるようにする④(Rewarding)仕事を通じて、自分(社員)にとって何が得られるか、理解している⑤(Challenging)挑戦を通じて自分(社員)が継続的な成長と学びを得られている、ことが大切となります。①~⑤の頭文字をとって「SPARC」がポイントとなります。(Douglas Miller)
このような「L.E.A.D.S.」と「SPARC」を押さえて取り組み、施策を検討するのも一つの方法となります。一つの方法となりますので、いろいろな取り組みを検討していただき、貴社の風土に合ったもの、実現しやすいものを選択して頂ければと思います。
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