絶対見落とせない 助成金申請のポイント

「助成金の申請って難しそう…」

「条件を満たしていれば皆が貰えるの?」

「自分で手続きしたら、採択されにくくなる?」

助成金に対してこのような疑問を感じたことのある方は多いと思います。
助成金が採択される/採択されない、その分かれ目はどこにあるのでしょうか。

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・どのくらいの確率で貰える?

そもそも、助成金・補助金の採択率はどのくらいでしょうか。
今年度、特に期待値の高かった補助金の採択率を見てみると、「新ものづくり補助金」(中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業)の1次公募は全国応募件数が15,019件、そのうち採択されたのは6,697件、採択率は44%となります。
小規模事業者活性化補助金は51%(1,518/2,965件)、創業補助金が77%(2,459/3,181件)でした。飛びぬけて高い創業補助金でも、例年は10~15%となることが多く、今年度は驚くような採択率の高さでした。
応募数の多い東京都の採択率は低く、地方の採択率は高めになる傾向があります。全国の中小企業の数は385万者あるため、新ものづくり補助金へ応募した中小企業は0.03%程度ということになります。助成金を良くご存知ない・活用されない母体数自体が決して多くないことがわかります。

 

・条件を満たしていれば採択される?

助成金は大きく分けて2種類、①人材に関する助成金(厚生労働省系) ②技術・研究開発に関する助成金(経済産業省系) があります。

“条件を満たせば採択される”イメージが定着しているのは、前者の ①人材に関する助成金 です。イメージに反し、年々要件が厳しくなっている傾向もあります。

②技術・研究開発に関する助成金 については、要件を満たし申請した後に、採択可否を判断する審査に通らなければなりません。

こちらは厚生労働省系の助成金に比べ、採択率も低めの傾向があります。

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・申請のポイントって何?

“必ず採択されるコツ”を定義することは難しいですが、逆に“最低限キメにならないポイント”はあります。
「何を書いたら採択される」よりも、「何をしなかったら不採択になる」かを意識してみることで、的を射た申請書を作成する近道ができます。
以下の記事を読んでみると“申請書を読む審査員は何を考えているのか”、という視点があることに気付きます。

 

◇製品・サービスの全体像が解りにくい
 これは一番審査に困った。製品・サービスの中身が解らないと、どのくらいのニーズがあるのか?何と競合しそうなのか?競合他社と何が違うのか?といった点が評価できない。例えば飲食店の場合、「○○(=産地名)から仕入れた独自の食材を使った料理」、「○○という調理法を用いて工夫をした」などと文章で説明されるが、文章だけでは正直言ってイメージが湧かない。こういう場合は、添付資料として食材や調理法、完成品などの写真をつけた方がよい。

『創業補助金の書面審査をして感じた7つのこと』「free to write WHATEVER I like」
http://whatever.doorblog.jp/archives/38766810.html

 

「読む人の気持ちを考えて書く」…とても根本的かもしれませんが、それだけ理解しやすく、取り入れやすいポイントかもしれません。

弊社グループのひとつ(https://ours-tokyo.o-sr.co.jp/)が、新ものづくり補助金の採択を受けましたが、事業計画書・申請書を作成した担当者は「審査員に見やすいように項目毎にインデックスをつける」「注目してほしいエビデンスに蛍光ペンで着色する」等、より評価されるための一工夫をしていたようです。

また、代行者に相談・依頼する・認定支援機関等のセミナーに参加する ことも有効な手段です。

皆様の課題解決を、弊社にお任せください。

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mochida

(運用G所属)給与計算・社会保険手続業務を担当。人事労務のご担当者に伝わりやすい記事の作成を心掛けていきます。

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