セブン店員が教える!面接でブラックと誤解されないための雰囲気づくり②

こんにちは!2016年度内定者の吉野です。セブンに四年間務めた私、吉野がこの経験を生かし、前回の続編「ブラック」なんて言わせない!面接時に見直したい改善策を見ていきたいと思います。

 

 

面接は面接官が学生を見るもの。と思っていませんか?実は、学生側も面接官のことを見に来ているのです。自分が「入りたい!」と魅力を感じた会社で実際に働いている方と会えるわけですから、学生にとって面接はその会社を見る絶好のチャンスなのです。

 

前回まではこんな面接をしたらたとえ「ホワイト」でも「ブラック」と誤解されてしまう事柄を紹介しましたが、今回はではどういう面接が学生に「好かれる」のかを、セブンイレブンでお客様に褒めて頂いた接客とリンクさせてご紹介したいと思います。

 

 

1、話しやすい気さくな態度

コンビニに行って、なぜだか店員の機嫌が悪い、ぶっきらぼう、声が聞き取りづらいなど。なんだかこちらまで気分が悪くなるような態度の人に会ったことはありませんか?

 

コンビニの買い物は接客まで商品なのです。お客様が「また来たい」と思って下されば、丁寧な接客は自然と売上にも繋がります。急いでいるお客様でも、こちらが丁寧に接客をすれば、最後に「ありがとう」と言っていただけることも…!「態度」で相手に与える印象の違いは思っているより大きいのです。

 

 

面接官が、話しやすく、気さくな方だと「こういう人が働いているならいい会社なのかも」と思う学生がほとんどです。また、こういった面接官は学生に名前を覚えてもらえ、「また〇〇さんに会いたいから頑張ろう」と次の選考に向けたモチベーションにも繋がるようです。意欲的な学生が来てくれるのなら、緊張をほぐす為に待合室で声をかけたり、学生が話している時は意識的に目を見て頷くなど心がけたいものです。

 

 

2、気配りをしてくれる

私は視野を広くして、出来るだけ気配りをするように心がけていました。例えば、他にも買い物袋を持っていたら「お荷物おまとめしますか?」と声をかけたり、常連のお客様は、新商品を買ってくださることが多いので「あの商品、もう試されましたか?」とお聞きしたり、ちょっとしたことが「また来たい」に繋がるのだと思います。

 

 

私は面接終わりに傘を貸していただいたことや、「今日は暑いので熱中症に気をつけて下さいね」と声をかけていただいたことがあります。毎日面接と履歴書に追われ疲れていたのでそれも相まってか、少しに気遣いなのに、その会社にかなり好感を持ったことを覚えています。また、こういった気遣いは、入社への迷いも打ち消してくれるのではないかと思います。

 

 

3、親身になってくれる

「この商品ここの店にないの?」と聞かれることがよくあります。お客様はその商品が欲しくてこの店に立ち寄って下さったのですから、問い合わせをしたり、いつ入荷するのかをお伝えしたり、取り置きをしたり。コンビニと言えどこういうこともしっかりやっているんです。「親身」に接することでお客様がそもしその商品が買えなかったとしても、少し買い物して行こうと思って下さることがあります。

 

 

この会社に入社したいけど不安もある。こんな学生に対して親身になって仕事のやりがいを話してくれたりしたら迷いも消えます。また、どんな考えを持って面接に来ているか親身に聞いたなら、学生は会社で働く未来やビジョンも明確になるのではないかと思います。

もし、選考に落ちてしまった学生でも、親身になって話をしてくれた面接だったなら、誠実に向き合ってくれた結果として受け止めてくれるのではないでしょうか。

 

 

 

話しやすい、気を使ってくれる、親身になってくれる

こんな面接なら、落ちてしまった学生でも、会社の「ファン」になってくれるかもしれません。採用時には友人に紹介してくれたり、不採用でも、顧客として会社の商品を使ったり買ったりしてくれるでしょう。実際私はこういった面接の後は合否に関わらず、家族や学校の友達に自慢していました。こうした面接は良い口コミが広がること間違いなしだと思います!心がけていきたいものです。

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sayaka

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