『新卒採用』外国人を面接する時に、優秀な外国人を見極める一番大事なポイント!!!
こんにちは。2016度SRの内定者林暁芳です。どうぞよろしくお願いします。
前回は面接の時に、採用していけない人を見極めるたった一つ大事なポイントを紹介しましたが、これは国籍関係なく共通する点です。では、外国人の場合はどうでしょうか。前回の続きに、今回は、面接の時に、優秀な外国人を見極める一番大事なポイントを紹介していきます。
「外国人社員を採用した後の活用に困っている」「外国人社員を採用した後すぐ母国に帰って辞める人が多い」という声をよく耳にします。
急速なグローバル化が進み、新しいビジネスモデルの創出が求める中で、外国人を採用する企業が多く増えています。
『どうやって優秀な外国人を採用することができるのか』『どうやって外国人を教育すればいいのか』という人事の方からの声が増えていますが、教育云々の前に、実はそもそも採用の時点で失敗していた事も少なくないと思います。
では、どうやって外国人を採用することが成功できるのか。このポイントが一番大事だと思います。
★“元の能力”より日本語能力を重視してしまう!!!
これは恐らく昔も今も普遍的に日本企業が陥りがちなポイントです。
しかし、実際には、「メールの文章が完璧!」「発音が凄く綺麗!」と言う場合でも、仕事をしていると、意思疎通が上手くいかなかったり、わからないことがあったり、というケースも出て来ます。
確かに日本語能力は当然日本で働く上では最重要とも言える能力ですが、実際に入社した後は、“最も伸び易い能力”でもあります。
簡単に言うと、日本語が下手な人と日本語が上手な人とでは、意思疎通の面で同じだと思います。
この2人を比較した時に日本語が下手な人の方を高く評価するのは、面接している側としては中々困難ですが、入社1年後を考えると、
日本語が下手でもコミュニケーション能力が高い人の方が伸びが大きいと言えるでしょう。
ここで、日本語が上手な人を採用してはいけない、という話では無く、日本語が上手だと自身も周囲も本人を評価し易いし、採用の際の納得感も強いのですが、やはり元の能力が高い人の方が周囲に溶け込み活躍しているケースが多いです。
簡単に解決方法を言ってしまうと、事前にある程度評価項目を決めた上で、日本語をただその中の1つの項目として設定することです。
外国人採用は基準を曖昧にしがちですが、複数の評価項目を用意し、多少苦しいと知っていますが、面接の際に多数の項目に基づいて評価を付けていけば、印象値だけでの評価を避ける事が出来ます。日本語がすべてではなく、様々な面で優秀な外国人を採用しましょう。
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