就職活動の前倒しについて学生に聞いてきました!

こんにちは。2016年度採用の牟田と申します。

 

『大学生に聞いてみました!』シリーズ第二弾!!

今回のテーマは就職活動の時期についていろいろ意見を聞いてみようと思います。

 

丁度私たち2016年度採用の就活生から就職活動の時期が繰り下げられました。

人事部の方たちも今年から時期が変更になりかなりあたふたしたのではないでしょうか?

スケジュールの組み立てなどに苦戦した学生も多いはず。

 

そもそもなぜ繰り下げされたのか?

学生が学業に専念して学生生活を過ごせるようにするためが一番に挙げられると思います。

近年、大学生の学力低下、留学離れが危惧されています。このことを改善しようとしたのが主な原因のようです。

 

今回も大学生に効果が本当にあったのか聞いてみました。

 

火山学を選考しているAさん

 

「卒業論文で書きたかったテーマの時間がなくできず、さらに今取り組んでいるテーマも十分なデータ量が取れず本当に信用していいデータなのかわからない…」

確かに理系の学生からはこのような答えを多くいただきました。

大学生の集大成でもある卒業論文に力を入れられないのは問題ありますよね。

 

内定先が決まっていないSさん

 

「いまだに内定が1つも無く、このままだと就職できないのではないかと不安に感じている。教育実習に参加していたため就職活動のスタートが遅くなってしまった。」

就職活動と教育実習の時期が被ったことにより先生になるという夢をあきらめた人も多いと聞きました。せっかく忙しい学生生活のなか教職課程を頑張ったのにこれではもったいないですよね。

 

建設会社に内定したO

「就職活動の時期が短くなったことで学生のときにしかできないことに多く取り組めた。

宅地建物取引士の資格を入社前に取得できたので、入社後に即戦力になれそう。」

3年生の時に時間を作れたことにより就職したい業界に必要な資格を取ることができたのだそうです。遅くなった分時間を有意義に利用できたのでしょう!!

 

大学院を目指しいていたS

「国立の大学院試験と就職活動の時期が重なり、悩んだ挙句、挑戦ではなく就職という安定を選んでしまった。内定はもらえたが少し後悔。」

今までになかったスケジュールで両立ができるか心配になり諦めてしまったみたいです。

もしも…と最悪の事態を考えてしまうと決断せねばと考えてしまいますよね。

 

留学をしていたKさん

「今までは3年生から就職活動を行っていたが後ろ倒しになったため、留学に多くの時間を充てられた。より多くの体験ができ就職活動も有利になった。」

現在、グローバル化が必要不可欠な日本には大切なことかもしれません。帰国後にがてであった英語を克服し、TOEICで850点台をマークしたそうです。

 

以上がいただいた代表的な答えです!

ご協力ありがとうございました!

 

今回就活生にどう感じたか聞いてみて少しネガティブな答えが多かったように感じます。

確かに去年のスケジュールなどが参考にならないので私も苦戦しました。

ただ、中には時間を有効に活用し充実して過ごした方もおられるようです。

どんなことが起きても柔軟に対応できる力が必要なのだと痛感しました。

 

来年の就職活動は日程などが見直しされるそうですが、人事部の方たちも柔軟な対応ができるように対策してみてはいかがでしょうか?

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