「達成するための」目標設定が可能なMBOテンプレート、あります!
MBOとは?
management by objectives
MBO(目標管理)とは、あらかじめ評価者(上司)と、被評価者との間で目標に関する合意を結び、それに対する達成度合いで評価をする方式。
基本的に、目標に達しなければ評価が低くなり、目標を上回った成果を挙げれば評価が高くなる制度であることから、実績主義や成果主義を唱える組織でよく用いられる。
目標管理法のプロセスは、
①被評価者が全社目標や自部門の目標を理解した上で、自ら目標を設定する。目標はできるだけ定量的に測定が可能なものか、定性的にプロセスが測れるものが望ましい。
②対象期間が始まる前に、評価者と面談を行い、設定した目標を必要に応じ合意の上で修正する。
③目標に基づき、被評価者は自ら具体的な行動を行い、必要に応じて評価者に支援を求める。
④対象期間が終わったときに、結果とそのプロセスについて振り返りを行い、評価者との面談の中で、次の対象期間についての課題を刷り合わせながら、次回目標設定に備える。
この制度はまた、「従業員は日々の仕事を積み重ね、やり遂げることで成長していく」という考え方を前提としているため、評価システムとしてだけではなく能力開発システムとしての側面も併せ持っている。
MBOを採用している企業は多く、日本でも定着している。しかし、以下のようなMBOの弊害を指摘する声もある。
・達成度を高めるために、目標を意図的に低く設定する
・目標として設定されたこと意外をやらない
・そもそもホワイトカラーの業務に馴染まない(予期可能な業務案件・項目が少ない)
これらの問題点を解消するために、MBOの運用において、評価を定性的なレベルにとどめたり、評価を処遇・報酬に直結させない仕組みを導入する企業も増えている。例えば、MBOをコミュニケーションの道具として使うなどである。そういった企業では、目標を達成できなかった場合、何が問題だったのか、どうすれば達成できたのかを上司と部下で話し合い、能力開発や業務改善に役立てている。
MBOシートの記入の仕方ってよくわからない…
いきなりMBOシートを上司から渡されて「これ、書いといて」と言われても、具体的な書き方がわからない…
そんな経験ありませんか?
インターネットで検索てみても、そのような疑問をよく見かけます。
どうやって、書けばいいのか悩んでしまって肝心の目標設定がうまくできないなんてことになってしまったら本末転倒です。
お役立ち書式でダウンロード出来る「個人MBOシート」は、そのような疑問が起こらないようにするために、目標設定の仕方から、項目一つ一つにどのように記入すればよいのか記入方法をつけています。
【Point 1】シンプルな使用方法
利用はカンタン、個人目標を設定すればスタート!
あとは四半期・半期で見直し、自己評価をもらうのみ!
上長の判断と合わせて、評価の基礎となります。
【Point 2】一覧で全貌が把握可能
ワンシートで個人目標、個人評価、上長の評価が
四半期、半期で見ることができます。
管理がラクラク、振り返りもラクラクです。
【Point 3】自分で目標設定
自分で目標を立てることで、生きた目標になります。
達成させるための目標を設定させ、設定と達成を繰り返し、
業務の見通しのできる社員の育成を促進します。
MBOシートを導入しただけでは意味がない!
ただMBOシートを導入しただけでは意味がありません。なぜならそれをきちんと評価する制度が整っていないと従業員が日々努力して目標を達成してもそれに見合う評価ができないからです。それでは目標そのものの意味がなくなってしまいます。
また、納得のいく評価をされなかったということはモチベーションの低下にもつながります。
そのようなことにならないためにも、人事評価制度をしっかりと作りその上でMBOシートを導入しなければなりません。
評価にどの企業にも通用する絶対の正解はありません。複雑にしすぎず、簡単にしすぎずロジックの整合性がある評価体系を貴社の成長過程、業務内容に応じて、スクラップ&ビルドを繰り返していきます。評価で大事なのが、運用です。どんなに素晴らしい評価制度をつくっても、現場のスタッフの運用が伴わなければ本末転倒です。弊社では、企業人事経験の豊富なスタッフが運用、告知、定着まで、サポートを行うのが特長です。
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