新人事制度「WAA」は救世主となるか?
新人事制度!!WAAとは!?
皆さん、こんにちは。最近ムシムシとしている感じですが、東京はいかがでしょうか?
福井は意外と涼しいです(笑)
さて、今週の人事メディアはユニリーバ・ジャパンの新人事制度「WWA」について書きます。
新人事制度「WWA」の概要
「WWA」の特徴は大きく分けて3つあります。
• 上司に申請すれば、理由を問わず、会社以外の場所(自宅、カフェ、図書館など)でも勤務できます。
• 平日の6時~21時の間で自由に勤務時間や休憩時間を決められます。
• 全社員が対象で、期間や日数の制限はありません。
「WWA」とは(Work from Anywhere and Anytime)を略したものです。大まかに日本語に直すと、どんな場所でも、どんな時間でも働ける、といった感じでしょうか。
今回の制度を作った経緯としては、ユニリーバのプレスリリースにも書いてありますが、全社員がそれぞれのライフスタイルを継続して楽しむことで、自分らしく働き、生産性を高めることが目的だそうです。
特に、子育てをしなればならない、例えばシングルマザーだけでなく、共働きの方にとっては、非常にいい制度だと思います。従来の何時にオフィスに来て、何時から何時まで休みを取って、何時に退社という働き方では、どうしても制限が掛けられてしまいます。しかし、この働き方ならば、自由に働く時間を組むことができます。
自由に働く時間を組むことでの利点とは?
従来の働き方は、働く時間に子育て、家事を合わせるという働き方でした。しかしユニリーバの新制度「WWA」は、子育て、家事に働く時間を合わすことができるという、まさに従来の働き方の逆をいくこの制度は、どのような効果を生み出すのでしょうか?個人的には面白い働き方だと思いますし、自分もこの制度で働いてみたいと感じました。やはり実際に、その制度を自分の身で感じなければ、詳細が分からないですしね。
インターネットが普及したことにより、離れていても情報の共有で有ったり、会議にはテレビ会議で参加するなど、働き方は大きく変化することが出来るのだと、今回の一件で改めて思いました。
今はクラウドワークスに代表されるように自宅で仕事をすることが可能になってきた時代です。オフィスで実際に顔を合わせて仕事をすることから得られるものも大きいでしょう。
しかしながら毎日、それを行う必要性もあまり見いだせないような気がします。
特に首都圏内に会社があり、郊外から通っている方も大勢います。通勤に2時間かかるという方もいるでしょう。在宅ワークが可能であるならば、その2時間の時間を他の事、例えば趣味でもいいし、自分のスキルを伸ばすのもいい、仕事をしたっていいと思います。
その方が時間効率的にも良いし、なにより朝の通勤ラッシュに巻き込まれて、ストレスのたまった状態で働くよりよっぽど精神衛生上良く、仕事もはかどるのではないかと思います。
さらにはベンチャーやスタートアップ企業などもオフィスを借りるということもせず、必要経費がいらなくなるのではないのでしょうか。この仕組み、営業職には不向きではありますが、プログラマー等の職種はこの働き方がマッチしていると思います。
労務管理が出来ないのではないか?
ただここで問題点もあります。オフィスにいないわけですから労務を管理することが難しくなってきます。
上司の側からすると、「あいつは本当に仕事をしているのか?」と不安になることもあるのではないでしょうか。
労務管理ならIEYSUにお任せください!ただの宣伝のようになってしまいますが、IEYASUには今後日報機能を搭載する予定です。
こちらを使用することによって、離れていても無料で労務管理をすることが可能になってきます。是非一度IEYASUをご利用してみてください。
まとめ
このユニリーバの新しい制度「WAA」がうまく効果を出すことができれば他の会社も同じような制度を作ってくるかもしれません。
しかし、それこそが新しい働き方ではないかと思います。
従来の常識を破る、特に日本人は世界からみると働き過ぎ、それでいて生産効率が低いと言われてきました。
働き方を見直す時期が明らかに来ているのではないでしょうか。
ワークライフバランスという言葉が世間に浸透してきた今、仕事と人生、両方を充実させるような社内制度を作る。そういったところに人も集まるのではないでしょうか。
最新記事 by SR人事メディア編集部 (全て見る)
公開日: