帰国者の居住者・非居住者の判断

海外出向者が出向解除され帰国する際の居住者・非居住者について教えてください。

出国時は出張でそのまま海外出向となった場合は出向が明らかになった日から非居住者となりますが、

帰国時は海外出向が解除された日に居住者となるのでしょうか。

回答

所得税法では「居住者」は①国内に「住所」を有し、又は、②現在まで引き続き1年以上「居所」を有する個人をいい、また「非居住者」とは「居住者」以外の個人と規定しています。

出国時の判断はご認識の通り、通常1年以上の海外出向であれば、出国時に居住・非居住の判断をすることとなりますが、出張からそのまま出向といった特殊な場合は国外住所の推定により判断し、「その者が国外において、継続して1年以上居住することを通常必要とする職業を有すること(所得税法施行令15条)」となった日に非居住者となります。

一方、帰国時は会社で海外出向解除した日後に帰国する場合は、出向解除した日ではなく、帰国時に居住者となります。
理由は海外出向解除した日は①国内に住所を有しておらず、②現在まで引き続いて1年以上居所を有していないことになりますので、所得税法上の居住者に該当しないからです。
この場合は、帰国時に居住者となります。
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SR人事メディア編集部
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