【危機】自己肯定感が低く、将来への希望が持てない若者の増加

自分自身に満足している

最近の若者は~。というのは使い古されたフレーズで、いままであまり根拠のないものかと個人的に思っていましたが、このフレーズを思わず使いたくなるような統計情報が発表されていました。

 

内閣府が5月に発表した平成26年版「子ども・若者白書」では今の日本の若者が自分自身をどう捉えているかについて、自己肯定感、意欲、心の状態、社会規範、社会参加、将来像という観点から分析しています。

この調査では日本を含めた7か国(日本,韓国,アメリカ,英国,ドイツ,フランス,スウェーデン)の満13~29歳の若者を対象としています。

平成26年版 子ども・若者白書(全体版)
http://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26honpen/pdf_index.html

この調査から、

日本の若者は諸外国と比べて,自己を肯定的に捉えている者の割合が低く,自分に誇りを持っている者の割合も低いということが判明しました。

 

今回は内閣府のレポートの中でも特に興味深いデータを筆者がグラフ化しました。

グラフは以下の5つがあります。

 

・自分自身に満足しているか
・自分には長所があるか
・将来への希望はあるか
・憂鬱だと感じたか(調査当時1週間)
・悲しいと感じたか(調査当時1週間)

 

 

冒頭のグラフは、「自分自身に満足している」と答えた若者の割合を示しています。

一番多く「自分自身に満足している」と答えたのは米国が86.0%、6位の韓国でも71.5%ですが、日本は45.8%という結果が出ています。

 

 

下のグラフの「自分には長所がある」と思っている日本の若者の割合は7割弱です。

長所があると回答した若者が一番多いのはアメリカの93.1%であり、それに対し最下位の日本は68.9%と大きく差がでているのがわかります。

欧米が高い数値である反面、アジアの2国は大きく遅れをとっているのがわかります。

 

自分には長所がある

 

私が驚いたのは、日本の若者の将来への希望が他の国と比べ大きく下回っていることです。

他の国々が80%を超えたのに対して日本だけ60%程度となっています。

 

将来への希望

 

 

自己肯定感が低く、将来への希望が持てない若者が諸外国と比べて多いことが今回の統計調査から明らかになりました。

 

憂鬱だと感じた・悲しいと感じた(調査当時1週間)人の数も調査されていましたのでまとめます。

この数値は日本が群を抜いて高くなっています。

 

 

憂鬱だと感じた    悲しいと感じた

 

 

私も記事を書きながら

少し憂鬱になり、そして悲しく思いました。

 

次回は希望が持てる統計をUPします。


公開日:

The following two tabs change content below.
本澤 彰一

本澤 彰一

法改正情報や統計などをもとに記事を書いています。ITリテラシー研修講師。

日常業務に関するちょっとした疑問から、コンプライアンス、人事戦略まで、お気軽にご相談ください。

無料労務相談のお申し込みは、以下のバナーからどうぞ!
無料労務相談のお申し込み
PAGE TOP ↑